イチゴのナゾ
こんにちは。今月に入り少しずつ色づき始めた紅葉を楽しんでいる新井田です。
皆さん、イチゴは好きですか?
イチゴと言えば「果物なのか?野菜なのか?」というクイズが出されますよね。
答えは「野菜」です。
そこで、もう一つ質問です。
「イチゴの実はどこですか?」と聞かれたら、ほとんどの方がおそらく「赤い部分が実です」と答えるのではないでしょうか。私もそう思っていました。ですが、その答えは不正解です。
イチゴはバラ科オランダイチゴ属の植物で、野菜の仲間です。野菜とは「草本性の植物」という意味であり、イチゴはスイカやメロンと同様に苗を植えて1年で収穫することから一般的な野菜と同じ草本性として分類されています。
イチゴの実と思って食べている赤い部分は、花托(かたく)または花床(かしょう)と言って、花の付け根の部分が発達して食用部になったものです。
では、イチゴの本当の実の部分は一体どこにあるのでしょうか?
イチゴの表面をじっくりと観察してみてください。皮についている種のようなつぶつぶの、先がとがった部分の上に何か出ていませんか?この棒状の部分がめしべであり、その下のつぶつぶこそがイチゴの本当の実の部分なのです。
おいしく食べていた赤いイチゴは、実ではなく、花の付け根の部分が発達して食用部になったものだなんて🍓イチゴ以外にも、りんごなどバラ科植物の一部には、実だと思って食べていたものが、じつは花托部分だったなんてことがあります。何でも知ったつもりでいてはいけませんね。ホント反省ですm(__)m
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