イチゴの品種はいくつある?~2020年注目の白イチゴ編~
こんばんは。毎月22日が「ショートケーキの日」だと最近知った新井田です。カレンダーを見ると、22日の1週間前が15日。15(イチ・ゴ)が上にのっている22日が、ショートケーキを連想させることからショートケーキの日になったそうですね。
さて、これまで3回にわたってご紹介してきた「イチゴの品種」。今回は、近年話題となっている白イチゴを一挙ご紹介します。
【パールホワイト】(奈良県)
奈良県のイチゴ生産者である前田光樹さんが交配育成したイチゴで、2015年に品種登録。真っ白な果皮と赤い種のコントラストがかわいらしく、カフェのデザートなどで目にすることも。果肉は二十一世紀梨のようなみずみずしさと、しっかりとした食感があります。
【天使の実】(佐賀県)
佐賀県唐津市で5年の歳月をかけて誕生した「天使の実」は、わずか3軒の農家で大切に栽培されているイチゴです。1個約60gと大粒で、イチゴなのに洋梨やパイナップルなどトロピカルな香りと食感が楽しめます。同産地では、1個約35gの白イチゴ「雪うさぎ」も栽培されており、こちらは桃のような香りとやさしい甘味が特徴です。
【淡雪】(鹿児島県)
ほんのりピンク色に染まった果実が特徴的な「淡雪」は、「さがほのか」の突然変異によって生まれた鹿児島県志布志市発祥のイチゴ。表皮だけでなく、中の果肉までうすいピンク色をしています。酸味はほとんどなく、ほのかな甘みがあります。
【桃薫】
独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構野菜茶業研究所と北海道農業研究センターにより開発された「桃薫(とうくん)」はその名の通り、桃のような香りが最大の特徴。果汁が多く甘みも濃厚で、食べ応え十分です。生産・流通量が少ないため、見つけたらぜひ手に入れてみてください。
【初恋の香り】
白いちごのブームの火付け役ともされる「初恋の香り」は、山梨県の種苗会社「三好アグリテック」と福島県の育種者によって共同開発された品種です。初恋をしたときの気持ちや頬がピンク色に染まるイメージから名付けられたというロマンチックなイチゴ。香りがとてもよく、まろやかでやさしい甘みが特徴的です。
じわじわと話題沸騰中の白イチゴ。名前は知っていても実物を見たことがない、まだ食べたことがないという人も多いと思います。なんといってもなかなかお目にかかれませんよね。 白いことからあまり甘くなさそうと思うかもしれませんが、そんなことは決してありません。とても甘くて芳醇な香りが楽しめ、普通のイチゴと同様においしくいただけます。どの品種も希少価値が高く、なかなかお手に取りづらいかもしれませんが、白イチゴを使ったスイーツ店も登場してきています。見つけたときは、そのレアなチャンスを逃さず食べてみてはいかがですか?🍓
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