イチゴの品種はいくつある?~ご当地で大人気なイチゴ編~
こんばんは。先週北海道に帰省していた新井田です。北海道ではもう雪虫(初雪の降る少し前に出現すると感じられることが多いため、冬の訪れを告げる風物詩にもなっています)が飛んでいましたね。
さて、シリーズでお伝えしている「イチゴの品種」。前回は新時代を担う次世代スターのイチゴたちをご紹介しましたが、今回はご当地で人気になっている4種類のイチゴについて触れていきます。
【いばらキッス】(茨城県)
「とちおとめ」とレッドパール×章姫から作られた「ひたち1号」を交配して誕生したイチゴ。大きくてキレイな円錐形のイチゴは、とってもジューシー。糖度が高い果実にはほど良い酸味があり、果汁は多めです。果皮は濃い赤色をしています。
【越後姫】(新潟県)
「ベルルージュ×女峰」と「とよのか」を親にもつ、香り高いイチゴです。大粒で皮は赤く、白い果肉は果汁たっぷり。甘味が強く酸味がまろやかです。また、寒冷地栽培が可能なベルルージュの特性も兼ね備えています。「かれんでみずみずしく、新潟のお姫様のよう」ということからその名がつけられました。
【まりひめ】(和歌山県)
「さちのか」と「章姫」を交配した、和歌山県産のイチゴです。県の民芸品「紀州てまり」の愛らしさにちなんで命名されました。縦長円錐形でやや大きめ。甘味が強く、濃厚な味わいを楽しめます。2016年からは、品質の高い「まりひめ」だけで揃えたプレミアムイチゴ「毬姫様」も販売されているそうですよ。
【ゆうべに】(熊本県)
熊本の「熊(ゆう)」とイチゴの「紅色」で「ゆうべに」。熊本県産大粒イチゴの名前は、100年に一度のイチゴイヤーである2015年に、一般公募で決定されました。キレイな円錐形をしており、パッと目をひく鮮やかな赤色。甘味と酸味のバランスが大変良いと高い評価を得ているそうです。
今日はここまで。次回は、近年話題となっている“白イチゴ”を一挙ご紹介します。どうぞお楽しみに🍓
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