もったいない!?摘果の意味

こんにちは。3月に入り、急に春めいてきた宿毛からです🌸

公社ではイチゴの収穫が最盛期を迎えています。しばらくは収穫と出荷作業に追われる日々が続きそうです。本当にありがたいことです。

イチゴ作りにおける作業の中に、「摘果」というものがあります。摘果とは、花が咲き終わり、実がなっているものの中で、これは残しておいても良い実にはならないなぁというものを取り除いて、実の数を減らすこと。

イチゴは株の内部で栄養を分配し、成長や実の形成を行っていきます。そのため、実がたくさんなっていると、一つに分けられる栄養の量は少なくなってしまい、小さくて、あまり味の良くないイチゴができてしまうのです。適切に摘果を行うことで、一つの実に回る栄養の量が増え、実も大きくなり、味の良いものができるというわけです。

また、パックで出荷するイチゴや贈答用のイチゴはその大きさに規格があるので、ある程度大きい実を収穫したいというのが生産者の本音。小さな実ばかりたくさん穫れても手間にもなるので、あらかじめ数を抑えておくという狙いもあるのです。

スタートアグリカルチャーすくも 宿毛市で農業研修

平成31年に社団法人として立ち上げた農業公社です 自然豊かな高知県の西に位置する宿毛(すくも)市で、 毎日農業に触れながら精一杯頑張っています! 多くの方々に宿毛市を知っていただきたく 日々の活動を掲載していますので、 少しでも気になった方は覗いてみてください🍓

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