ランナーのポット受け作業を進めています🍓
こんにちは。梅雨明け後の暑さに少々気が滅入り気味の新井田です。。。
公社では、イチゴのランナーのポット受け作業が順調に進んでいます。ランナーとは、「ほふく茎」と呼ばれるツルのように伸びる茎のこと。ランナーはイチゴの株下にある成長点の集まり「クラウン」から伸びていきますが、イチゴの場合、種ではなく、このランナーから苗を増やしていきます。
イチゴの親株から発生したランナーに形成される子苗は、子苗から子苗へとランナーを通じて連続的に形成されます。農家の間では、ランナーに最初に形成される子苗のことを「太郎苗」、太郎苗から発生した子苗のことを「次郎苗」、次郎苗から発生した子苗のことを「三郎苗」と呼び、「四郎苗」「五郎苗」と続いていきます。そして、子苗下部が土壌に接したり、湿度が高くなるなどの水分条件が整うと子苗は発根します。この時の発根量がその後の苗の生育に大きく影響するのです。
ここ宿毛にもいよいよ本格的な夏がやってきますので、暑さに気を付けながら育苗管理をしていきます。
0コメント