葉かき作業とほうきとり作業
こんばんは。雪が苦手な新井田です。
今シーズン最強寒波の到来で、今日の宿毛は本当に寒い1日となりましたね。
農業公社ではイチゴ収穫と出荷作業のほか、生育管理のひとつである「葉かき作業」を行っています。
この葉かきは、採光と風通しを良くすることで光合成の効率を向上させ、病気の発生を予防するために行う作業です。古くなって黄色くなった葉は、光合成能力や病気への抵抗力が低下しているので摘み取ります。一度に摘み取る葉は1株あたり2~3枚程度にしています。作業を終えると、わさわさと茂っていた葉がスッキリし、葉に隠れていたイチゴたちが顔を出します🍓
そして、葉かき作業と一緒に行うのが「ほうきとり作業」🧹
イチゴには果房という実がたくさんぶら下がる枝のようなものがあります。この時期はちょうど1回目の果房が終わりになり、実がひとつもない状態になります。公社では果房に実がなくなったものを「ほうき」と呼んで(見た目がほうきに似ていることからそう呼んでいる?)いて、これを定期的に撤去しています。この作業により、病気の発生を予防したり、株の負担を少なくしたり、他のイチゴが傷つくのを防ぐことができるわけです。イチゴの品質向上のため、しばらくはほうきとり作業が続きます🍓
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