イチゴの品種はいくつある?~次世代スター編~

こんばんは。暑かった夏もようやく終わり、そろそろ秋山登山を計画しようとしている新井田です。


ひと口にイチゴと言っても、品種の違いによって香りや味わい、形もさまざま。前回は誰からも愛される王道品種のイチゴたちについて触れましたが、今回は新時代を担う次世代スターのイチゴをいくつかご紹介します。


【スカイベリー】(栃木県)

イチゴ生産量日本一を誇る「イチゴ王国・栃木」のイチゴ研究所で生まれた贈答用の品種です。果実が極めて大きく美しい形で、果皮はつややかな紅色。上品な甘さ、たっぷりの果汁が自慢のイチゴです。


【かおりん】(埼玉県)

2019年に品種登録された埼玉県産のイチゴです。オレンジがかった赤色をしており、とにかく香りが豊かです。食べ始めから食べ終わりまで、甘い香りを感じられます。糖度が高く酸味もしっかりしているため、味わいは濃厚。ジューシーで果皮はかためなので、歯ごたえも食べごたえも抜群です。


【あまりん】(埼玉県)

「かおりん」と同時に品種登録された姉妹イチゴです。やや大きめで果皮だけでなく果肉も赤色。「あまりん」の名のとおり糖度が高く、酸味が控えめなので、強い甘味を感じられます。ちなみに、「かおりん」「あまりん」とも、名付け親は埼玉県秩父市出身の林家たい平師匠なんです。皆さん、ご存じでしたか?


【いちごさん】(佐賀県)

2018年にデビューしたイチゴで、佐賀県では20年ぶりに誕生した新しい品種。「凛とした美しい色と形」「華やかでやさしい甘さ」「果汁のみずみずしさ」が大きな特徴です。香り高く、甘みも酸味もあるイチゴらしさを高めた味わいで、ショートケーキにぴったり。


【おおきみ】

独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構が育成した「おおきみ」は、果実が大きく日持ちの良さが特徴のイチゴ。名前は「高品質なイチゴ品種の中で特に大きな実であること」にちなんでいるそうです。平均果重が20g以上とかなり大きく、形は円錐から短円錐形で粒ぞろいに優れています。主な産地は高知県、宮崎県、岡山県などですが、その他のイチゴ産地でも個々の農園で作られています。ここ宿毛市でも、超高級イチゴとして主に贈答用・輸出用に栽培されています。


知れば知るほど奥深い「イチゴ」の世界。毎年のように新品種が誕生し、特定地域のみで流通しているイチゴも数多くあります。イチゴ狩りで味わうこともできるので、気になるイチゴを食べに出かけてみるのもオススメですね。いろいろなイチゴを味わって、お気に入りを見つけてみてください🍓

スタートアグリカルチャーすくも 宿毛市で農業研修

平成31年に社団法人として立ち上げた農業公社です 自然豊かな高知県の西に位置する宿毛(すくも)市で、 毎日農業に触れながら精一杯頑張っています! 多くの方々に宿毛市を知っていただきたく 日々の活動を掲載していますので、 少しでも気になった方は覗いてみてください🍓

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