畝を立て始めました

こんにちは。異常なほどの汗っかきを治したいと本気で悩んでいる新井田です。

公社では、今週から畝(うね)を立て始めました。

まず、畝立てをする直前にトラクターをかけました。畑を耕すことで、土を柔らかくし、散布した肥料を地中に混ぜ込んでいきます。

次に、畝と「谷」の位置を決めました。今年は畝の中心の間の距離を120センチにしました。「谷」の中心になるところに、マイカー線をぴんと張り、その線を踏んで歩いて、土の上に線を付けます。この線を目安にして管理機を操作していきます。

この管理機は、前後輪の間に土を耕し、跳ね上げるロータリーがついています。ゆっくりと自走するマシンを、まっすぐ進むよう後方のハンドルでコントロールしながら前進していきます。地面を掘り返しながら進むマシンは、掘った土を左右に跳ね上げながら進みます。跳ね上げられた土は、マシンの両サイドに付いている羽根にパタパタと叩かれて、畝になっていきます。行って帰って1往復すると、その間に1本の畝が立ち上がる、というわけです。

公社ではこの畝を高くしています。高くしておかないと、ぶら下がったイチゴが「谷」底に届き、擦れてしまうからです。もちろん、畝が高ければ収穫やその他の作業も楽になります。畝を高くするために、1本の谷につき管理機を4回走らせます。1回目はマイカー線で付けた線を頼りにまっすぐ走らせ、2回目以降は1回目にできた「谷」の中を走らせます。

畑はトラクターでならしてあっても微妙に起伏があり、管理機が直進するのを邪魔します。マシンが傾けば畝の傾斜が左右同じようにならなかったり、畝が蛇行したりしてしまいます。ハンドルを握ってなんとかマシンの平衡を保ち、直進させようとしますが、なかなかうまくいきません。研修生の皆さんは悪戦苦闘しながらも、管理機を使っていくうちにその操作にもずいぶんと慣れ、コツをつかんでいる様子でした。

管理機での畝立てを終えると、ジョレンでの畝調整、点滴チューブの設置など、イチゴ苗の定植までは作業が目白押しです🍓

スタートアグリカルチャーすくも 宿毛市で農業研修

平成31年に社団法人として立ち上げた農業公社です 自然豊かな高知県の西に位置する宿毛(すくも)市で、 毎日農業に触れながら精一杯頑張っています! 多くの方々に宿毛市を知っていただきたく 日々の活動を掲載していますので、 少しでも気になった方は覗いてみてください🍓

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